【2025年最新版】昔はいくら?ジャンプ・コミックスの値上げの歴史を徹底解説

※アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
価格推移・値上げ
この記事は約6分で読めます。

いきなりですが、質問です。

皆さんにとって、ジャンプ・コミックスの価格はいくらのイメージですか?

ボクのイメージは、

小学生の時(1990年ごろ)に買ってた390円のイメージです。

 

それでは、次の質問です。

現在のジャンプ・コミックスの価格がいくらか知っていますか?

2025年現在の価格は572円です。

つまり、1990年から30年以上が経って、

390円⇒572円へと182円の値上げされた事になります。

そこで、ジャンプ・コミックスの1970年以降の価格推移を調べてみました。

 

この記事を読むと以下の事が分かります。

  1. 昔のジャンプ・コミックスはいくらだったか?
  2. ジャンプ・コミックスの創刊以来の価格推移
  3. ジャンプ・コミックスの直近の値上げ状況

について紹介していきます。

スポンサーリンク

ジャンプ・コミックスの創刊以来の価格推移

創刊以来のジャンプ・コミックスの価格をグラフにしてみました。

ジャンプコミックスの価格推移のグラフ
1970年には240円でしたが、2022年では484円まで値上がりしています。

発売以来、階段状に価格が上がって、

今では創刊時のほぼ倍の値段になっていますね。

 

グラフだけだと分かりづらいので、

5年ごとの税込み価格を表にすると以下の通りです。

1970年:240円 2000年:410円(+20円)
1975年:250円(+10円) 2005年:410円
1980年:360円(+110円) 2010年:420円(+10円)
1985年:360円 2015年:432円(+12円)
1990年:390円(+30円) 2020年:484円(+52円)
1995年:390円 2025年:572円(+88円)
スポンサーリンク

ジャンプ・コミックスは1980年から大幅に値上げされていない

この表を見て、ハタと気づいた事があります。

1980年から大幅な値上げがされていない!?

 

そこで、1970年~1980年までの10年間と、

1980年~2020年までの20年間の価格推移を比較してみました。

  • 1970年~1980年(10年間)の価格推移:240円~360円(+120円)
  • 1980年~2020年(40年間)の価格推移:360円~484円(+124円)

値上がり幅がほぼ一緒!

 

また、1980年の価格=360円と比べて、2020年の価格=484円ということで、

40年で価格が1.34倍になっています。

これは年平均=0.7%で価格上昇してきたという事になります。

0.7%って高いの?低いの?

 

この0.7%という数字だけじゃ分かりづらいので、

対比として週刊少年ジャンプの価格の推移を調べてみます。

週刊少年ジャンプは1980年からもう少し値上げされている

週刊少年ジャンプの価格推移は別記事でも紹介していましたが、

改めて1980年と2020年の価格を調べてみました。

 

その結果、週刊少年ジャンプはもう少し値上げ幅が大きくなっていました。

1980年の価格=170円に対して、2020年の価格=270円なので、

40年で価格が1.6倍になった事になります。

年平均に均すと、週刊少年ジャンプの価格上昇率は1.1%となりました。

ジャンプ・コミックスの年平均=0.7%に対して、

0.4%高く価格上昇している事になります。

スポンサーリンク

ジャンプ・コミックスと週刊少年ジャンプとの価格推移比較【1980年~2020年】

1980年時点の価格=1.0として、

ジャンプ・コミックスと週刊少年ジャンプの価格推移をグラフにしました。

 

ジャンプコミックスと週刊少年ジャンプの価格推移を比較したグラフ。
1980年を起点とすると、週刊少年ジャンプは1.6倍に対して、ジャンプコミックスは1.3倍に留まっています。

ジャンプ・コミックス(青線)の価格推移が、

1990年半ばから緩やかになっています。

 

1980年と2022年の両者の価格を表にすると、

  ジャンプ・コミックス 週間少年ジャンプ
1980年 360円 170円
2020年 484円(+34%) 270円(+60%)

と、ジャンプ・コミックスが相対的に、

あまり値上げされていないのが分かります。

スポンサーリンク

なぜジャンプ・コミックスの価格を上げないのか?

この価格推移を見ていると、素朴な疑問として、

なんでジャンプ・コミックスをもっと値上げしないの?

と思ってしまいます。

 

40年前に比べると、

  • 大学初任給は約2倍(1980年=114,500円、2020年=226,700)
  • 1980年頃はマンガは子供のものだった
  • 現在は大人も漫画を読むようになり、購買層の年齢が上がっている

と、もっと価格を上げても買う人はいそうです。

 

両者の価格推移の違いは販売戦略上の理由でしょうが、

ジャンプ・コミックスの価格は、

ある意味、良心的な商売かもしれません!?

状況が一変!2022年以降のジャンプ・コミックス価格推移

長らく価格が大きく変わらなかったジャンプ・コミックスですが、

2022年以降はそれまでの歴史からは考えられないほど

“短期間”で値上げが頻繁に行われています。


具体的には、2022年から2025年の3年間という短期間で

以下の値上げが行われました(価格は全て税込み)

  • 〜2022年10月まで: 484円
  • 2022年11月:528円(+44円)
  • 2024年7月: 572円(+44円)

たった3年間で88円も値上がりしました。

 

このように税込み価格が484円から572円へと、

合計88円の値上がり(+18%)となりました。

週刊少年ジャンプ同様に

ジャンプコミックスもおいそれと変えない価格になっている。

スポンサーリンク

【まとめ】ジャンプ・コミックスの値段と週刊誌との比較

以上、ジャンプ・コミックスの価格上昇についてでした。

 

まとめると以下の通りです。

  1. ジャンプ・コミックスは創刊以来、段階的に数十円ずつ値上がりし続けてきた
  2. 1980年から大幅な値上げがされていなかったが、2022年から急激に値上がりしている
  3. ジャンプ・コミックスの価格上昇は年平均=0.7%
  4. 週間少年ジャンプの価格上昇は年平均=1.1%とジャンプ・コミックスより高い

 

ジャンプ・コミックスの掲載元の「週刊少年ジャンプ」の価格推移について、

詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【週刊少年ジャンプ】の1968年の創刊以来の価格推移と物価の上昇について
週刊少年ジャンプの創刊以来の価格推移をまとめました。 1968年(創刊時)の90円⇒2023年現在は290円と、55年間で値上げが繰り返されて約3.2倍になりました。 【私は小銭を稼ぎたい!】では平均値上がり率から、今後の価格推移も予想しています。

 

ジャンプコミックスを代表する作品の1つ「ドラゴンボール」には、

魅力的な乗り物がたくさん登場します。

実車を絶妙にデフォルメした車×10つをピックアップして紹介しています。

【鳥山明が描いた名車】ドラゴンボールに登場する実車10選
ドラゴンボールを読んでいると、車がめちゃくちゃ魅力的に書かれています。特に本編とは関係なくマニアックな車が登場します。絶妙なデフォルメがまたいい。作者の鳥山明先生は面倒くさがりで有名で、悟空をスーパーサイヤ人にした理由として「髪をベタ塗りす...