1980年代後半から1990年代初頭にかけて、
子どもたちの間で爆発的な人気を誇った「ビックリマンチョコ」
1977年の発売以来の価格推移を詳しく紹介します。
ブーム中はどのお店も品薄状態で、購入個数に制限がかかるほどの人気でした。
この記事では、ビックリマンチョコについて以下の内容となっています。
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ビックリマンチョコの1977年の発売以来の価格推移
ビックリマンチョコは1977年10月に発売され、当初の価格は30円でした。
その後、1980年代後半にかけて人気が急上昇するとともに、
1991年8月には50円に値上げされました。
以降も1998年に60円、2005年に80円と7~8年ごとに値上がりてきました。
近年は原材料費の高騰などにより、
2023年の5月に90円、10月には100円と連続して値上がりしました。
いまでも30円のイメージなのに
100円もする事にビックリ!
時期 | 価格(円) |
---|---|
1977年10月~ | 30 |
1991年8月~ | 50 |
1998年7月~ | 60 |
2005年7月~ | 80 |
2023年5月~ | 90 |
2023年10月~ | 100 |
1980年代後半の大ブームと社会現象
ビックリマンチョコは、キャラクターもののシールが入ったお菓子の範疇に留まらず、
まさに社会現象でした。
子どもたちの間では、
「あのお店では1人2個まで買えるらしい」
「あっちのお店では1人3個まで買えるよ」
といった情報が飛び交うほどの熱狂ぶりでした。
また、ロッテではなく「ロッチ」というパチモノのシールがガチャガチャで売られていました。
何とも言えない気持ちになりながら、購入していまった方も多いのではないでしょうか。
今だったら完全”アウト”ですが、
大らかな時代でした。
と思ったら発売元の(株)コスモスはしっかり訴訟を起こされて、
著作権違反として賠償金3000万円を支払っているみたいです。
しこたま儲けて3000万の賠償金ならロッテも堪ったもんじゃない。
さらに、「シールだけ集めてチョコを捨てる」という問題も社会的な注目を集めました。
実際に、近隣のスーパーの近くにチョコだけが捨てられているのを、
複数回目撃した記憶があります。
捨てるくらいなら欲しかった、、、
現在のビックリマンチョコ
現在、ビックリマンチョコはコラボ商品や復刻版として注目を集めています。
以下は、代表的なコラボ商品の一覧です。
コラボ先 | シリーズ名 |
---|---|
鬼滅の刃 | 鬼滅の刃マンチョコ |
機動戦士ガンダム | 機動戦士ガンダムマンチョコ |
エヴァンゲリオン | エヴァックリマンチョコ |
ドラゴンボールZ | ドラゴンボールマンチョコZ |
ももいろクローバーZ | ももクロマンチョコ |
AKBックリマンチョコ | AKB48グループ |
ビッ狩りマンチョコ | モンスターハンターシリーズ |
スターウォーズ | スターウォーズ ビックリマンチョコ |
北斗の拳 | 北斗のマンチョコ |
キン肉マン | 肉リマン |
もはや何でもありw
まとめ
ビックリマンチョコは、ただのシールの入ったお菓子ではなく、
1980年代後半を象徴する存在でした。
当時は30円と安かったので子供がこぞって買いに行っていましたが、
現在は100円もすることから、
かつて熱狂していた子供だった人たちのコレクターアイテムになっているようです。
1980年代後半といえば、週刊少年ジャンプの最盛期でもありますね。
以下の記事では週刊少年ジャンプの創刊以来の価格推移について紹介しています。