グリコ・ビスコは1933年の誕生以来、長い間日本人に愛され続けてきたお菓子です。
ほとんどの日本人が、
“生まれた時”からあったお菓子です。
そんなビスコも、時代とともに価格や内容量が少しずつ変化してきました。
特に最近では、ステルス値上げと呼ばれる手法が話題になり、
気づかないうちに価格が上がっていたという方も多いのではないでしょうか。
この記事は以下について書いています:
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ビスコの1970年代以降の価格推移
ビスコの価格推移を振り返ってみます。
あまりにも歴史が古いので、いま分かっている1970年代後半以降の価格推移です。
時期 | 内容量 | 価格 | 価格(1g当たり) |
---|---|---|---|
1933年~1970年代後半 | 不明 | 不明 | 不明 |
1970年代後半 | 不明 | 50円 | 不明 |
1980年 | 不明 | 60円 | 不明 |
1990年代 | 不明 | 100円 | 不明 |
2003年 | 80g(20g×4袋) | 100円 | 1.25円/g |
2005年4月〜 | 82.4g(20.6g×4袋) | 105円 | 1.27円/g |
2008年2月〜 | 61.8g(20.6g×3袋) | 105円 | 1.70円/g |
2023年2月〜 | 64.5g(21.5g×3袋) | 120円 | 1.86円/g |
2024年2月〜 | 64.5g(21.5g×3袋) | 130円 | 2.02円/g |
現代と1990年代を比べると、
価格は100円→130円へと1.3倍にしかなっていませんが、
1g当たりの価格にすると1.6倍にも値上げされています。
リンク
ビスコのステルス値上げの内容
特に注目すべきは2008年で、内容量が4袋→3袋に一気に減少しました。
重量にすると、82.4g→61.8gへの大減量です。
非常に大きな変更でしたが、価格が105円に据え置かれていたため、
この減少に気づかなかった人もいると思われます。
ちなみに、1950年生まれの私の父は幼少期からビスコの大ファンでしたが、
2008年のステルス値上げに大きなショックを受けて以来、16年間も『不買運動』を続けています。
わが親ながら、みみっちい。。。
まとめ
以上、グリコ・ビスコの50年間の価格推移についてでした。
ちなみに、2008年のステルス値上げから不買運動を続けている父ですが、
お土産にビスコを持っていくといたく喜びます。
反発心はあるけど、好きは好き。
この記事ではビスコの価格推移を調べましたが、
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