今回は、追突事故(いわゆるオカマですね)を起こされた時に私がしてしまった失敗談です。
私の失敗した経験から、被害者がすべきことは
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この2つです。
なぜなら、事故の相手が必ずしも良識のある人とは限らないからです。
この記事は
に向けた記事となっています。 |
自動車保険の弁護士特約とは
自動車保険の弁護士特約には入っているでしょうか?

もし入っているのか分からなければ、
保険証書の特約欄に「弁護士特約」が付いているか確認して下さい。
自動車保険の料金に年間1000円~2000円程度がプラスすることで、
「もらい事故」の際に加害者側との交渉にあたる弁護士料を保険会社が支払ってくれます。
つまり、弁護士料金を支払うことなく弁護を依頼できることになります。
ちなみに、弁護士特約をつかっても、翌年以降の保険の等級が下がることもありません。
※こちらに過失がある場合には弁護士特約は使えません。その場合には保険会社に間に入ってもらう形になります。
私の場合は事故の相手がゴネにゴネて困っていましたが、弁護士特約のおかげで救われました。
私の経験したオカマ事故
車で運転中、交差点で停車中に後方からトラックに追突されました。
いわゆる「オカマ」ですね。
追突事故の場合、過失割合は0対100で加害者方が100%悪いことになります。
低速で追突されたため衝撃は大きくありませんでしたが、
もっとトラックがスピードを出していたら…と思うとゾッとする事故でした。
相手方は建設会社K社に勤めるC氏の運転するトラックでした。
事故対応について
追突されたら、その場で警察に連絡すること
周辺が混雑していたので、しばらく車を走らせて停車しやすい場所にて損傷を確認。
その後、警察署に向かいました。
つまり、現場を離れてしまいました。
この間に、加害者は逃げ去ってしまいました。
ドジなことこの上ないですね…

実際に事故に遭って、
テンパってたんだと思います。
幸いナンバープレートを覚えていたので、警察に加害者を特定してもらいました。
もし、ナンバープレートを覚えていなかったら、
こちらの車両保険or自費で修理費用を出さなければいけないところでした。
本記事を読んでくれている方は、もし事故にあったらすぐに警察に連絡して下さい。
加害者との口約束で安心しない
警察署にてやってもらえることは
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これだけです。
修理費用や治療費をどうする等には警察は介入できませんので、
自分で加害者と交渉するしかありません。
私が警察署内で相手方のC氏とやり取りしたことは、
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これで大丈夫だと思っていましたが、思い返すと口約束だけですね。

口約束は、「言った、言わない」
になってしまうので要注意です。
加害者の会社がゴネだした
C氏の勤めるK社から修理費が払われるとのことだったので、
私は自動車ディーラーに修理を依頼し、K社の連絡先を教えました。
ここでK社がゴネだしました。曰く、
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むちゃくちゃですね(笑)
私も同じ業界なので分かりますが、建設業界は一定数こんなのがいます…

会社名、公表してやろうか…(笑)
ようやく自動車保険の弁護士特約の存在を知る
対応に困っていたところ、ツイッターで教えてもらったのが「弁護士特約」です。
弁護士特約って聞いたことがある方は多いかもしれませんが、
弁護士特約の利用率は0.05%とごく少数の人にしか使われていないようです。
私もそうでしたが、どんな特約か理解している人は少ないように思います。
弁護士特約を付けていれば、
もらい事故時の場合に一定額(私の場合は300万円まで)の弁護士費用は保険会社が払ってくれるものです。
この時は保険会社の斡旋する弁護士に依頼したため
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これだけで、後は弁護士が片付けてくれました。

もっと早く弁護士特約を使っていれば良かった…
と思えるほど有難いものでした。
弁護士特約を使うことで大幅に手間を減らせる
弁護士に依頼することで
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これらすべてを弁護士が行ってくれました。
つまり、
事故後すぐに弁護士特約を使っていれば、事故処理のほとんどを代行してくれた事になります。
しかも、弁護士特約を使っても翌年以降の保険料は変わらないので「実質タダ」でです。
弁護士に依頼後にしたことは、
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だけで修理代金を支払ってもらえるよう話がつきました。

交渉のプロに任せると、話がとんとん拍子に進みました。
餅は餅屋ですね。
※保険会社によっては、弁護士特約を使うと保険会社の出費が増えるため、いい対応をしないとの話もあります。
ですが、もしもの時のために付けている特約ですし、しっかりと主張して弁護士特約を使うのがいいと思います。
まとめ:弁護士特約を付けているなら使うべき
今回の経験から実感しましたが、
日々の仕事や家事をこなしつつ示談交渉を行うのは、想像以上の負担になることです。
せっかく入っている自動車保険ですから、
もしもの時は「利用できるものは利用する」べきです。
前述しましたが、弁護士特約を使っても翌年以降の等級は下がりません。
お金に関する事全てに言えますが、
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ことを実感しました。
私の事故処理での失敗談をまとめてみましたが、
同様に事故処理で困っている人のお役に立てれば幸いです。
以上、もらい事故には「弁護士特約」を使えば、
事故処理がスムースに進む、というお話でした。

弁護士特約が便利なのは分かったけど、
そもそも自動車保険が高いのを何とかしたい。
という方は、別記事にて保険料の抑え方を解説しています。
