2022年頃から値上げラッシュが続いていますが、ついに郵便料金も値上げとなります。
しかも63円→85円と大幅に上がります。
メールやLINEが一般的になって、
個人ではがきを利用する人は減ってきていますが、
それでもまだまだはがきが利用される場面って多いですよね。
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年間でまったく郵便物が届かない人は
ほとんどいないハズ。
そこで今回は以下の内容について紹介します。
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はがき(第二種郵便物)の価格推移
はがき(正確には第二種郵便物)の歴史は古く1873年から続いています。
価格推移をグラフにするとこんな感じ↓↓↓
~1945年ごろまでの価格単位が小さすぎて見えない。。。
グラフでは分かりにくいので、以下に値上げの歴史を表にしました。
値上げの回数は実に18回にのぼります。
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個人的に興味を惹かれたのは以下の3つです。
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この中で最も興味があるのは、「c.」という人も多いんじゃないでしょうか?
一気に22円の値上げはデカい。
次回のはがき値上げは2024年の秋ごろ(予定)
値上げの時期についてですが、
いつから63円→85円になるかハッキリとは決まっていません。
2024年2月現在では「早ければ2024年秋ごろ」との方針で、検討されているようです。
参照記事:郵便料金値上げへ 定形封書110円・はがき85円(日本経済新聞)
ちなみに、値上げ後にも今までのはがきも使えますが、
差額分の切手を貼る必要はあります。
63円のはがきであれば、
22円分の切手を貼ればOKです。
はがきの値上げの要因とどんな影響がある?
今回のはがきの値上げの要因は以下の3つです。
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01年度:262億通→22年度:144億通まで減っているそうですし、
28年度には115億通まで減ると試算されています。
最近では、年賀状を出さなくなった人も多いですが、
年賀状を出さない企業も増えています。
今回の値上げで、郵便物数がさらに減少することは簡単に想像できます。
それが分かっていても、
大幅に値上げせざるを得ない状況なんでしょうね。
85円への値上げが実施されて、もし今後さらに値上げされるとしたら、
個人間ではがきを出す人は”絶滅危惧種”になるかもしれません。
はがきのようにたっぷり時間をかけて届くものが、
時代に合わなったのかもしれません。
まとめ
以上、はがきの価格推移に関してでした。
まとめると以下の通りです。
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大幅に値上げされたとしても、
日本中のどこでも85円で郵便物が届くってスゴくないです?
別記事ですが、ボクの小学校の卒業アルバムに
1990年代の物価が記載されていました。
はがきの代金=42円も記載されていました。
※正しくは41円ですが、小学生の文集ですので大目に見て下さい。