「ガリガリ君」
猛暑の時期になると食べたくなる人も多いんじゃないでしょうか?
ボク自身、仕事で外回りをする事があるので、
夏場にはよく食べています。
安くて、サッと食べられて、
熱中症対策にうってつけです。
そんなガリガリ君ですが、昔はいくらで販売されていたイメージですか?
今回はガリガリ君の1981年の発売以来の価格推移と、
ステルス値上げも加味した実質価格の推移を調べてみました。
ガリガリ君の価格推移
ガリガリ君の歴史は思ったより新しく、
発売開始は1981年との事です。
余談ですが西日本では、80~90年代にガリガリ君はあまり見かけませんでした。
2000年代に入って、一気に見るようになった記憶です。
赤城乳業は埼玉の会社なので、
当時の関西ではあまり見かけなかったのかもですね。
そんなガリガリ君の価格推移は以下の通りです。
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と発売から43年が経つにも関わらず、
値上げは3回しか行われていません。
毎回10円ずつ値上げされてきました。
特に1991年~2015年の25年間は60円のままで価格据え置きでした。
2016年に10円値上げされる時に以下のCMが放送されましたが、
社長や役員が深々と一礼する姿を覚えている方も多いんじゃないでしょうか?
実はガリガリ君の実質的な値上げは過去に6回
前項で過去に3回、10円ずつ値上げされたと書きましたが、
”本当”の値上げは過去に6回あります。
その理由は内容量に注目すると分かります。
所謂、ステルス値上げというヤツです。
ステルス値上げを加味した実質価格の推移
値上げと、内容量の減少の一覧は以下の通りです。
価格(税別) | 内容量 | |
1981年~1990年 | 50円 | 不明 |
1991年~2006年 | 60円 | 120g(1991~1999年は不明) |
2007年~2014年 | 60円 | 113g |
2015年 | 60円 | 110g |
2016年~2019年 | 70円 | 110g |
2020年~2023年 | 70円 | 105g |
2024年~ | 80円 | 105g |
※赤字は価格もしくは内容量が変化
実質的にどれくらい値上げがされているか、分かりやすくするために、
2000年以降も同じ内容量(120g)だった場合の価格を追記しました。
価格(税別) | 内容量 | 120g当たりの価格(税別) | |
1981年~1990年 | 50円 | 不明 | ー |
1991年~2006年 | 60円 | 120g(1991~1999年は不明) | 60円 |
2007年~2014年 | 60円 | 113g | 64円 |
2015年 | 60円 | 110g | 65円 |
2016年~2019年 | 70円 | 110g | 76円 |
2020年~2023年 | 70円 | 105g | 80円 |
2024年~ | 80円 | 105g | 91円 |
2024年にも10円の値上げがあるため、
発売開始の1981年と比べると、
実質的に1.8倍になっています。
さらに、発売開始時には消費税が導入されていないので、
消費税10%を加味すると2024年の価格は「91×1.1=100円」となり、
発売開始時の約2倍になりました
いつの間にか今のサイズのガリガリ君(105g)に慣れていますが、
久しぶりに120円のガリガリ君を食べると満足感が高そうですね。
まとめ
以上、ガリガリ君の価格推移についてでした。
まとめると以下の通りです。
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なんだかんだと値上げはされていますね。
でないと従業員の給料も上がらないので、妥当な範囲とは思いますが。