いきなりですが、

配当金めっちゃ好きです!
配当金が振り込まれると、
投資を続けるモチベーションが上がったり、
働かずにお金が稼げたことに対する充足感があります。
ツイートしたところ、多くの反響があったこともあります。
配当金には税金がかかるので、高配当ETFよりインデックスファンドの方が効率がいいのは分かってます。
— 米俵 純一@年収600万サラリーマンが経済的自由を目指す (@power_turtle_) March 28, 2021
分かってるんですが、配当金が振り込まれると単純に嬉しいですし、一種の達成感を味わえます。
小さくても達成感を味わえると、長期投資を続けるモチベーションになりますね。
米国ETFの中でも、多くの配当金が得られる、
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の3つが有名ですが、
私はそのうち2つのHDV、SPYDへと投資しています。
目的は、

配当金を老後に年金の足しにするため。
では、なぜHDVとSPYDには投資して、
VYMには投資しないのかというと、
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それぞれについてザクっと説明していきます。

ザクっとなので、
難しくないように説明しています。
米国高配当ETFの3種類の比較
まず米国高配当ETF3種類について比較しておきます。
HDV | SPYD | VYM | |
経費率 | 0.08% | 0.07% | 0.06% |
配当利回り (税込み) | 3.65% | 6.26% | 2.51% |
配当利回り (税引き後) | 2.54% | 4.36% | 1.75% |
1口あたりの価格 | 96.68ドル | 40.62ドル | 104.76ドル |
概要 | S&P500のうち、財務優良で高配当は70~80社で構成 | S&P500のうち、高配当な上位80社で均等に構成 | 市場平均より高配当な米国の400社で構成 |
※上記は、2021年5月5日現在の数値です。
この数値をもとに、VYMへ投資していない理由を説明していきます。
平均利回り=3%は欲しい
私が米国高配当ETFに投資するのは、
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ですので、配当利回りはとても大切です。
配当利回り=3%は欲しいのが、正直なところです。
VYMの税引き後の利回りは1.75%と、
米国高配当ETFの中では最も低いため、VYMへの買付けは行っていません。

なんとも単純な理由(笑)
もし米国高配当ETFへ投資する理由が、

価格の値上がりも狙いたい。

より分散を効かせたい。
といったものであれば、
私もVYMへの投資を考えていたかもしれません。
予算と価格との兼ね合い

そこ?
セクターとか、将来の配当金や価格の伸びじゃなくて?
と思われるかもしれませんが、
投資を続けるためには、予算だって大切な判断基準です。
各高配当ETFの1口当たりの価格は
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となっています。

20年後にどれの成績が良かったなんて分からないから、
3つとも買ってしおう!
が私の思考パターンです。
ところが、
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となり、3つとも買うと予算オーバーとなってしまいます(笑)
私が投資しているのは、
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であり、現時点の収入では、
米国高配当ETFに毎月26,500円の予算が割り当てられません。
一般的な収入で投資にさほど馴染みのない人にとっては、
100円から購入できる投資信託に比べて、
「購入単価が高い」というのは、米国ETFのデメリットの1つですね。
セクター分析って必要?
ちなみに、HDVとSPYDのどちらも、
S&P500の中の高配当な銘柄で構成されています。
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となっています。
米国高配当ETFについて紹介している記事では、
さらに踏み込んで、構成しているセクター(業種)を
分析、解説しているものもありますが、
そこまで考える必要があるのか、私は疑問に思っています。
セクターの分析が不要な理由:ほったらかし投資がしたいから
米国高配当ETFの基本方針はバイ&ホールドです。
「一度買ったら長期間保有して、その間ずっと配当金を貰い続ける」
という方針になります。
さらに、米国経済は成長が見込めるので、
米国高配当ETFの価格も上がるかもしれません。
「1粒で2度美味しい」のが米国高配当ETFのいい所です。
このあたりについては別記事にてまとめています。

HDV、SPYDへと投資して「金のなる木」を作るには、
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これを続けると、
「ほったらかしで」勝手に配当金が増えていきます。

せっかく、ほったらかし投資で配当金と時間を手に入れたのに、

セクター分析で時間を使うのは本末転倒じゃない?。
と思うワケです。
セクターの分析が不要な理由:構成セクターは変わり続けるから
前述したように、
米国高配当ETFは長期投資となりますが、

20年間もセクター分析を続けます?
私なら数年は分析しても、それで飽きてしまいます(笑)
ところで、米国で上場されている企業は5800社もあるようで、
(ニューヨーク証券取引所:2800社、ナスダック市場:3000社)
その中から、選ばれた米国の代表的な500社が「S&P500」です。
つまり、

S&P500=米国株のオールスター!
というワケです。
ムリやりメジャーリーグに例えると、
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といったところです。

時代によってトレンドは変わっても、
「今のオールスター選手」も、「20年後のオールスター選手」も
どちらも超・優秀!なのは間違いありません。
私の考えとしては、セクター分析よりも、
HDVとSPYDがどのようにして銘柄を選んでいるか、
理解しておくことの方がずっと大切です。
まとめ
以上、私がHDVとSPYDに投資しているのに、
VYMに投資していない理由でした。
まとめると、
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です。
「配当金を老後に年金の足しにするため」
というのが米国高配当ETFに投資する目的ですので、
VYMではパワー不足だと思っています。
ただし、

本業、副業で収入がめっちゃ増えた!
となった場合には
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となって、
VYMへの投資を検討するかもしれません。
ちなみに、米国ETFへの自動積立がしたいのであれば、
証券会社はSBI証券がおススメです。
日本の証券会社の中で、米国ETFへの自動積立の設定があるのはSBI証券のみです。
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