世の中には様々な投資商品、投資手法がありますが、
私が投資する条件は、
- 20~40年と長期であること
- ほったらかし投資が出来ること
です。
よって、短期間で売買を繰り返す短期投資はしないことに決めています。
短期投資をしない5つの理由は、
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以上の5つについて、順に説明していきます。
時間を費やすから
私が投資をしている理由は、
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です。
ところが、短期間の売買で利益を出そうとすると、
こまめに株価をチェックする必要があります。
そうすると、

株価が気になって、
趣味や家族との時間が楽しめない…
となってしまいます。
- より楽しく暮らしたくて投資を始めたのに、
- 株価が気になって毎日を楽しめない
こうなっては本末転倒ですね。
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この2点を忘れてはいけません。

目的と手段と混同しちゃダメですね。
マイナスサムゲームだから
短期投資で儲かるか考えるときに、
- 利益
- 損失
この2つの要素だけで考えがちで、

勝てる人と負ける人は半々。
しっかり勉強すれば、勝てるから大丈夫!
と思いがちですが、実際には違います。
短期投資で考えるべきなのは、
- 利益
- 損失
- 手数料
- 税金
の4つの要素です(税金はざっくりと利益の20%が徴収されます)
この4つを数式にすると、
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となり、
短期投資で利益を出せる確率の方が低くなってきます。
回数が増えるに従って、確率は平均値に近づくから
短期投資では、利益を出せる確率の方が低いと説明しました。
ですが、実際に短気投資を始めて間もない人で、

短期売買をしてみたらポンポンっと勝てたし、
これ余裕で利益を出せそう。
という人もいるでしょうが、これ要注意です。
もちろん、本当に短期売買の才能のある人もいるでしょうが、
回数が多くなるほど、確率は平均値に近づいていきます。
たとえば、プロ野球で弱いチームが、
- オープン戦絶好調!シーズンも開幕3連勝!!今年はちゃうで!!!
- シーズンが終わって見たら、定位置の最下位…

90年代の某・縦じまの球団ですね(笑)
という事はありがちです。
つまり、短期売買を繰り返すと本来の実力に近づいていきます。
さらに短期売買の世界には、
日本中、世界中から短期売買のプロが集まってきます。

あなたはプロより、
短期売買の実力がありますか!?
プロと渡り合える自信があるなら、短期投資もアリだと思います。
私はカモになる自信しかありません(笑)
「自分は大丈夫」に気を付けているから
自分が大きな災いに会うと考えている人は、意外と少ないものです。
- 自分は大丈夫
- 次は大丈夫
- あの人の言う事なら大丈夫
などと、自分にとって都合の良いように解釈してしまう性質を、
「正常性バイアス」といいます。
短期売買の実力を自分で分析すると、
正常性バイアスによって、自分の能力を過大に評価してしまう可能性があります。
これは完全に余談ですが、
- 母方のおじいちゃんは、怪しい商品や投資案件に何度も引っかかって
- 父方のおじいちゃんは、パチンコで破産しました

見事な正常性バイアスの見本です(笑)
「自分は大丈夫」と思った瞬間が、失敗の始まりです。
性格が短気だから

短気なのに20~40年のほったらかしの長期投資なの?
長期投資って我慢強い人するモノじゃないの?
と思う人もいるでしょうが、
短気な人は短期売買には向きません、カモになるだけです。
これは断言します。
短期売買では、
- いくらで買って
- いくらで売るか
この2つを冷静に判断する必要があります。
つまり、確実に勝てるチャンスをじっくりと待ち、
負ける確率の高い時にはさっと撤退する勇気が必要です。
ところが、短気な人は負ける確率の高い時でも、

くそっ!!!次こそは!!!!
と思って、ドツボにハマっていきます。
ちなみに、バスケットボールの神様=マイケルジョーダンは
負けん気の強さでも有名でしたが、
ギャンブル依存症で問題になる事も度々ありました。

練習でチームメイトをボッコボコにして、
自信喪失させるほどの負けん気の強さだったとか(笑)
よって、短気な人は、
長期間投資すると決めて、投資している事を忘れてほったらかす。
短気な人にとっては、これが最適解と考えています。
少なくとも、大やけどする確率を下げることは出来ます。
まとめ
以上、私が短期投資をしない5つの理由について説明してきました。
まとめると、
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この5つの理由から、私は短期投資ではお金を増やせないと判断して、
20~40年のほったらかしの長期投資をしています。
どのようなスタンスで長期投資をしようとしているかについては、
【長期投資を続けるコツ=とにかく頑張らない】
で説明しています。

また、長期間続けるためには、
いかに「やらない事を決める」かも大切になってきます。
やらないと決めている事については、
【インデックス投資家として、やらないと決めている5つの事】
で解説していますので、参考にして下さい。
