週刊少年サンデーと並んで、
最も歴史の長い週刊漫画雑誌が「週刊少年マガジン」です。
両方とも1959年の創刊なので、
創刊以来65年となります。
1980年生まれのボクの個人的なイメージですが、
明るくて派手なジャンプとは対極で、
「週刊少年マガジン」=「男くさくて、ちょっとマニアック」なイメージでした。
もともと、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」
などが掲載されていた雑誌ですしね。
そんな週刊少年マガジンの、
1959年の創刊以来の価格推移を調べてみました。
この記事は、以下について書いています。
- 週刊マガジンの1959年の創刊以来の価格推移
- 2020年以降で300円→360円と20%も高くなっている事
- 使える小遣いは変わらないのに、モノはどんどん高くなっている。。。
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【この記事を書いた人】
40代年の差婚のブロガー兼サラリーマン。
①VWゴルフを2台続けて所有:ゴルフ5 TSI:2010~2015年 ⇒ ゴルフ7 1.4TSI Highline
②元ブラック企業の社畜⇒転職して現在はゆるゆるの壁際族
③商品/サービスの価格推移についても記事にしています
週刊マガジンの1959年の創刊以来の価格推移
1959年に創刊された週刊少年マガジンは、
創刊時は40円/冊でしたが2024年には360円/冊になっています。
価格推移をグラフにすると以下の通りです。
価格の変遷を、より詳しく書き出すと以下の通りです。
- 1960年: 40円→ 30円(値下げ:10円) 創刊2年目で値下げ(過去唯一の値下げ)
- 1961年: 30円→ 40円(値上げ:10円) 創刊時の価格に戻る
- 1964年: 40円→ 50円(値上げ:10円)
- 1967年: 50円→ 60円(値上げ:10円)
- 1970年: 60円→ 70円(値上げ:10円)
- 1971年: 70円→ 80円(値上げ:10円) 初の2年連続の値上げ
- 1972年: 80円→ 90円(値上げ:10円) 3年連続の値上げ
- 1973年: 90円→100円(値上げ:10円) 4年連続の値上げ
- 1974年:100円→130円(値上げ:30円) 5年連続の値上げ、10円以外の値上げは初
- 1976年:130円→150円(値上げ:20円)
- 1977年:150円→170円(値上げ:20円) 2年連続で20円の値上げ
- 1981年:170円→180円(値上げ:10円)
- 1989年:180円→190円(値上げ:10円)
- 1991年:190円→200円(値上げ:10円)
- 1995年:200円→210円(値上げ:10円)
- 1998年:210円→220円(値上げ:10円)
- 1999年:220円→230円(値上げ:10円)
- 2005年:230円→240円(値上げ:10円)
- 2007年:240円→250円(値上げ:10円)
- 2009年:250円→260円(値上げ:10円)
- 2016年:260円→270円(値上げ:10円)
- 2018年:270円→300円(値上げ:30円) 1977年以来、41年ぶりの10円以外の値上げ
- 2021年:300円→320円(値上げ:20円)
- 2023年:320円→340円(値上げ:20円)
- 2024年:340円→360円(値上げ:20円) 1977年以来、47年ぶりの2年連続の値上げ
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2016年までの値上げ幅はほぼ10円でしたが、
2018年以降は20~30円ずつ値上がりしています。
価格が急騰した時期が二度ある(1969年~1977年と、2017年~2024年)
価格推移のグラフを改めて見ると、
価格が急騰している時期が二度あります。
一度は1969年~1977年で、もう一度は2017年~2024年です。
両期間の価格を抜き出すと以下の通りです。
【1969年~1977年】
- 1970年: 60円→ 70円(値上げ:10円)
- 1971年: 70円→ 80円(値上げ:10円)
- 1972年: 80円→ 90円(値上げ:10円)
- 1973年: 90円→100円(値上げ:10円)
- 1974年:100円→130円(値上げ:30円)
- 1976年:130円→150円(値上げ:20円)
- 1977年:150円→170円(値上げ:20円)
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【2017年~2024年】
- 2018年:270円→300円(値上げ:30円)
- 2021年:300円→320円(値上げ:20円)
- 2023年:320円→340円(値上げ:20円)
- 2024年:340円→360円(値上げ:20円)
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どちらも7~8年で100円前後も
値段が上がった事になります。
モノはどんどん高くなっているのに、使える小遣いは減っている。。。
これまで週刊少年マガジンの価格推移を見てきました。
経済が発展するためにも、値上げは悪い事ばかりではありません。
悪い事ばかりではありませんが、
それは我々サラリーマンの小遣いが上がっているのが条件です。
1979年以降のサラリーマンの小遣い額の推移を調べた結果が、
新生銀行より発表されていました。
(出展)2023年会社員のお小遣い調査詳細レポート:新生銀行グループ
40年経ってるのに、
15%も下がってるがな。。。
ちなみに新生銀行の調査と同じ1979年~2024年では、
週刊少年マガジンの価格は170円→360円へと値上がりしています。
小遣い額に対するマガジンの価格は、
1979年当時の2.5倍ほどになった事になります。
まとめ
以上、週刊少年マガジンの価格推移についてでした。
まとめると以下の通りです。
- 週刊マガジンは1959年に40円で創刊された
- 創刊以来の65年間で40円→360円まで値上がりした(価格変更は延べ25回)
- 価格が急騰した時期が二度ある(1969年~1977年と2017年~2024年)
- 1979年以来の44年間で週刊少年マガジンは2倍以上の価格になったのに、サラリーマンの小遣いは15%減っている
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マガジンは値上がりし続け、
我々の小遣いは下がっています。
今回は「週刊少年マガジン」の価格推移を紹介してきましたが、
「週刊少年ジャンプ」の価格推移を別記事で紹介しています。
1980年代〜1990年代はジャンプとマガジンはほぼ同じ価格でしたが、
現在ではジャンプは290円、マガジンは360円と意外なほど価格が違ったりします。
【週刊少年ジャンプ】の1968年の創刊以来の価格推移と物価の上昇について
週刊少年ジャンプの創刊以来の価格推移をまとめました。
1968年(創刊時)の90円⇒2023年現在は290円と、55年間で値上げが繰り返されて約3.2倍になりました。
【私は小銭を稼ぎたい!】では平均値上がり率から、今後の価格推移も予想しています。