いきなりですが、質問です。
皆さんにとって、ジャンプ・コミックスの価格はいくらのイメージですか?
ボクのイメージは、
小学生の時(1990年ごろ)に買ってた390円のイメージです。
それでは、次の質問です。
現在のジャンプ・コミックスの価格がいくらか知っていますか?
2022年現在の価格は484円です。
つまり、1990年から約30年が経って、
390円⇒484円へと94円の値上げされた事になります。
そこで、ジャンプ・コミックスの1970年以降の、53年間の価格推移を調べてみました。
この記事を読むと以下の事が分かります。
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について紹介していきます。
ジャンプ・コミックスの創刊以来53年間の価格推移
創刊以来50年間のジャンプ・コミックスの価格をグラフにしてみました。
発売以来、階段状に価格が上がって、
今では創刊時のほぼ倍の値段になっていますね。
グラフだけだと分かりづらいので、
5年ごとの価格を表にすると以下の通りです。
1970年:240円 | 2000年:410円(+20円) |
1975年:250円(+10円) | 2005年:410円 |
1980年:360円(+110円) | 2010年:420円(+10円) |
1985年:360円 | 2015年:432円(+12円) |
1990年:390円(+30円) | 2020年:484円(+52円) |
1995年:390円 | 2022年:484円 |
ジャンプ・コミックスは1980年から大幅に値上げされていない
この表を見て、ハタと気づいた事があります。
1980年から大幅な値上げがされていない!?
そこで、1970年~1980年までの10年間と、
1980年~2022年までの22年間の価格推移を比較してみました。
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値上がり幅がほぼ一緒!
また、1980年の価格=360円と比べて、2022年の価格=484円ということで、
42年で価格が1.34倍になっています。
これは年平均=0.7%で価格上昇してきたという事になります。
0.7%って高いの?低いの?
この0.7%という数字だけじゃ分かりづらいので、
対比として週刊少年ジャンプの価格の推移を調べてみます。
週刊少年ジャンプは1980年からもう少し値上げされている
週刊少年ジャンプの価格推移は別記事でも紹介していましたが、
改めて1980年と2023年の価格を調べてみました。
その結果、週刊少年ジャンプはもう少し値上げ幅が大きくなっていました。
1980年の価格=170円に対して、2023年の価格=290円なので、
43年で価格が1.71倍になった事になります。
年平均に均すと、週刊少年ジャンプの価格上昇率は1.1%となりました。
ジャンプ・コミックスの年平均=0.7%に対して、
0.4%高く価格上昇している事になります。
ジャンプ・コミックスと週刊少年ジャンプとの価格推移比較【1980年~2023年現在】
1980年時点の価格=1.0として、
ジャンプ・コミックスと週刊少年ジャンプの価格推移をグラフにしました。
ジャンプ・コミックス(青線)の価格推移が、
1990年半ばから緩やかになっています。
1980年と2022年の両者の価格を表にすると、
ジャンプ・コミックス | 週間少年ジャンプ | |
1980年 | 360円 | 170円 |
2023年 | 484円(+34%) | 290円(+70%) |
と、ジャンプ・コミックスが相対的に、
あまり値上げされていないのが分かります。
なぜジャンプ・コミックスの価格を上げないのか?
この価格推移を見ていると、素朴な疑問として、
なんでジャンプ・コミックスをもっと値上げしないの?
と思ってしまいます。
40年前に比べると、
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と、もっと価格を上げても買う人はいそうです。
両者の価格推移の違いは販売戦略上の理由でしょうが、
ジャンプ・コミックスの価格は、
ある意味、良心的な商売かもしれません!?
まとめ
以上、ジャンプコミックスの価格上昇についてでした。
まとめると以下の通りです。
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今回は、ジャンプ・コミックスの創刊以来50年間の価格推移についてでした。
ちなみに、創業から53年間という期間は、
マクドナルドの日本上陸からの期間とほぼ同じです。
日本上陸以来50年間のマクドナルドのハンバーガーの価格推移を、
別記事でまとめています。