インデックス投資家として、やらないと決めている5つの事

ほったらかし投資
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投資手法は様々なものがありますが、

インデックスファンドの積立投資のメリットとは、

  • 積立投資の設定をしたら、あとは基本的にほったらかし
  • 労力と時間を使わないで長期投資が可能
  • 経済成長に対して、平均的なリターンが期待できる
  • 長期投資をすることで、平均的なリターンが高い確率で狙える

というものです。

このメリットを最大限生かせるように、

あえて「やらないと決めている事」5つをお話ししていきます。

 

その「やらないと決めている事」5つについて、先日このようなツイートをしました。

ツイートで挙げた5つの中身について解説していきます。

皆さんがインデックス投資を続けるための

参考になれば嬉しいです。

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ムダな手数料を払わない

インデックスファンドの手数料は、

  1. 買付手数料:買い付け時にかかる
  2. 信託財産留保額:売却時にかかる
  3. 解約手数料:売却時にかかる
  4. 信託報酬:保有している間、ずっとかかる

と4種類の手数料があります。

 

1~3はネット証券であれば、大半が手数料なしで、

「1.買付手数料」「2.信託財産留保額」「3.解約手数料」が掛かるものは論外です。

よって、最も気にするべきなのは「4.信託報酬」です。

 

信託報酬は、保有している間ずっと手数料として支払うものなので、

長期間保有すると、結構大きな金額になります。

仮に1000万円を20年間運用する場合、

  • 信託報酬:1.0% ⇒ 支払う手数料:200万円
  • 信託報酬:0.5% ⇒ 支払う手数料:100万円
  • 信託報酬:0.1% ⇒ 支払う手数料:20万円

信託報酬が1.0%と0.1%では僅かな違いのように感じますが、

長期間で考えると、大きな違いになってきます。

 

同じ指標に連動するインデックスファンドでも、

信託報酬が高いものがあるので、

なるべく安いものを選ぶのが鉄則となります。

 

ちなみに、店舗型の証券会社だと、1~3の手数料が掛かってくる商品がいっぱいあります。

店舗型では、ロクでもない商品をセールスしてくるので注意すべきとの事は、

【お金の相談は専門家にするべき?】

でもお話ししています。

お金の相談は専門家にするべき?
皆さんは家や学校で、どの程度お金について学びましたか?周りの大人から「お金の話なんかするんじゃないの」って言われて育ったから全然…という方も多いんじゃないでしょうか? お金の事って非常に大切なハズなのに、大人にな...

セールスマンから買うのはダメ、絶対!

ムリして投資資金を捻出しない

この点に関しては、先日このようなツイートをしました。

積立NISAの上限額まで、なんとか投資額を捻出しようと考えている人のツイートを見て、

私なりにちょっと気になったのでツイートしました。

 

積立NISAは40万円/年までと、年間の投資額の枠が決まっていて、

枠が決まっていると、その枠を使い切りたくなる気持ちはよく分かります。

というか、自分もちょっと前までしてました(笑)

ただ、その限度額は制度で取り決められたものであって、

私たち一人ひとりに寄り添った限度額ではありません。

 

積立NISAに限らず、すべての投資で最悪のケースは、

  1. ムリして多くの額を投資する
  2. 現金が少なくなった状態で暴落が起きる
  3. 暴落後すぐに多くの現金が必要な状況になる
  4. 現金だけでは足りないので、保有していたインデックスファンドを売却する

この様にならないように、

日ごろから、現金を多めに持っておくように気を付けています。

現金が少ないと、

暴落(=バーゲンセール)で買い増し出来ないしね。

株価をチェックしない

毎日、日経225やS&P500などの指標や、

現在の評価額が気になってチェックしている人もいますが、インデックス投資は、

  • 将来的に右肩上がりの指標に連動するインデックスファンドを
  • 積立購入して
  • 長期間ずっと持っておくだけ

といった投資方法です。

株価をチェックすると、どうしても含み損/含み益が気になってくるので、

株価をチェックしない方が、

精神衛生上、穏やかに生活できるな。

と思って、チェックしないようにしています。

 

チェックしないことの副産物として、時間が節約できるようになります。

仮に、20年間投資するとして、

指標をチェックするために毎日30秒使うとすると、

  • 30秒×365日×20年=219,000秒=60.8時間

と実に多くの時間を、指標をチェックするために使う事になります。

 

毎日30秒なので、1日1日ではさほどの負担ではありませんが、

  • 毎日30秒を20年続ける
  • 60.8時間ぶっ通しで指標をチェックして、その後は一切チェックしない

時間だけで考えるとこの2つは、同じことです。

私は、

時間がもったいないな。

と思い、株価のチェックはしていません。

これだけの時間があれば、他にいっぱい出来る事がありますね。

暴騰/暴落に感情的にならない

インデックス投資のいい所について、

  • 暴騰:資産が増えて嬉しい
  • 暴落:安く買付けられて嬉しい
  • つまり、株価が上がっても下がっても楽しい!

といった事を言われることが多いですが、私はこの考えに疑問を抱いています。

含み益も含み損も、しょせん現段階のプラスマイナス。

感情的になるだけムダ。

ヤなやつですね(笑)

よって、私は、

  • 暴騰には無関心
  • 暴落というバーゲンセールを心待ちにする

ように心がけています。

 

インデックス投資ではなく、仮想通貨ですが、

この考え方で、最大70%の含み損を乗り越えた事があります。

その時の事については、

【含み損=最大70%、投資初心者が仮想通貨のバブル崩壊を乗り越えられたワケ】

で経験談をお話ししています。

含み損=最大70%、投資初心者が仮想通貨のバブル崩壊を乗り越えられたワケ
私にとって、初めての投資(投機)は仮想通貨でした。仮想通貨への投資を始めたのは2018年の1月初旬…つまり、コインチェック事件により仮想通貨が暴落しまくる直前に始めたことになります。そうです、私は「出川組」の数少ない生き残りです。...

 

長期投資では、まず間違いなく何度かの暴落に見舞われます。

暴落から逃れられないなら、

暴落はエンターテイメント!

と思って、乗り越えていきましょう。

将来を楽観視しない

インデックス投資の場合、平均的な利回りは5%とも7%とも言われます。

ただし、投資期間や相場状況によっては、

この平均利回りを下回る可能性もあります。

  • 収入は少なめ
  • 支出は多め
  • 投資の期待利回りは低め

で想定しておけば、

投資期間の最期に

思っていたより、資産が増えなかった…

まだ働かなくちゃ…

という事態を避けることが出来ます。

まとめ

インデックス投資で「やらないと決めている事」5つの事とは、

  1. ムダな手数料を払わない
  2. ムリして投資資金を捻出しない
  3. 株価をチェックしない
  4. 暴落/暴騰に感情的にならない
  5. 将来を楽観視しない

以上の5つです。

インデックス投資を続けるにあたり、この5つを意識することで、

  • 時間を節約しつつ、
  • 相場を気にしないで
  • 平均的なリターンを、
  • 高い確率で、

期待することができます。

節約できた時間で何をするか!?

それが、インデックス投資の最も大切な事です。

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