若いころは給料は好きなものを買って使い切っていましたが、あるきっかけで貯蓄の習慣がつきました。
20代中盤で初めて1年で100万円を貯めましたが、そのとき事を思い出して書いてみました。
貯蓄は頑張りすぎると続かないので「いつの間にかお金が貯まる仕組み」を作っていました。
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死ぬほど会社が嫌いで辞めたかったから
きっかけはコレです(笑)
職氷河期世代だったので、若いころは求人難でした。
勢いで仕事を辞めたとしても、次によりよい条件で転職できる保障はありませんでした。
なので、とりあえず100万までお金を貯める→専門学校に行き→手に職を付けて次の仕事を見つけるってつもりでした。
ちなみに専門学校っていってもジュエリーの専門学校でした。
今思うと、まったく次の仕事があるか分からない職種を目指していましたね(笑)
毎月3万円ずつ積み立て貯金
当時は給料のほぼすべてを使い切っていましたが、いちおう予算はエクセルで付けていました。
…完全に給料を使い切るためにですが(笑)
まず始めたのは「毎月の予算から3万円ずつを貯金」に回すこと。
エクセルに「貯金:-3万円」と記入しておくだけなので、数か月経つと使わないのが普通になりました。
毎月3万円を貯金すると1年で
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が貯まります。
買い物をする時はお札で→お釣りの小銭は貯金箱へ
次に始めたのが「買い物はお札で支払い、お釣りの小銭は貯金に回す」ことです。
現在ならキャッシュレスを上手く利用するよう工夫していたと思いますが、10~15年前はクレジットすら使えないお店も多々ありました。
よって、当時は買い物のほとんどは、現金で支払っていました。
お札で買い物をした場合、小銭のお釣りは0~999円となります。
1回の買い物あたりで平均して500円を貯金に回すことになります。
毎日1回なんらかの買い物をするとすると、1年で
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を貯金できます。
貯めているつもりはないのに、いつの間にか貯まっている方法です。
クレジットで買い物→1000円単位で切り上げて記帳
当時は、1万円以上の買い物はクレジットで購入していました。
エクセルに記帳する際に、「購入価格を千円単位で切り上げ」ていました。
小銭の場合と同じで、1回の買い物で平均して500円を貯金することになります。
月に4回に1万円以上の買い物をするとすると、1年で
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が貯金できます。
貯めているつもりはないのに、いつの間にか貯まっている方法の1つです。
現在も引き続き実践している方法です(切り上げが100円単位になりましたが)
クレジットのポイントが0.5%ほどありましたが、当時はポイントはチャリティーに回していました。
本気で貯めたいなら、もっとポイントをうまく活用しておけばよかったです。
給料日が来たら、余っている先月分のお金は貯金
予算内で生活するようにしつつ、次の給料が入ると「余っていた分は繰り越さずに全て貯金」していました。
例え残っていたのが1000円でも、1年で
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貯まることになります。
「残っている」と思って使ってしまうのではなく、少額でも「無かったもの」とすると貯蓄のスピードが上がっていきます。
ボーナスはなかったものと考える
少ないながらもボーナスは出ていましたが、ボーナスも「無かったもの」と考えていました。
給料の範囲内でやりくりする癖がついていたので、ボーナス月も普段通りの生活をしていました。
そもそも会社の業績が悪くなると、真っ先に減らされるのはボーナスです。
なので、ボーナスを当てにしすぎると、いつ資金繰りが苦しくなるか分からない不安定な状態になります。
ボーナスをほとんど使わないことで、1年で
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が貯金できていました。
まとめ
1年間でいくら貯まっていたかと言うと
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最初に計画したプランをなるべく守るよう貯金していましたので、1年でほぼ100万円が貯まっていました。
当初に目標としていた100万円は達成したものの、貯蓄の習慣がついたのもあって、気が付くと数年で300万円ほど貯まっていました。
貯めるコツを掴むと、自然にお金が貯まるようになるものだと実感しました。
この時学んだ「計画を立てて、コツコツとそれを実践する」というのは、投資を始めた現在でも非常に役に立っています。
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