米国高配当ETFへの含み損が増えても平気な5つの理由

※アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
米国高配当ETF(HDV、SPYD)
この記事は約8分で読めます。

将来、自分年金とするために米国高配当ETFへの投資をしています。

2020年6月現在、コロナショックの影響もあり資産額100万程度に対して含み益が20万円以上となっています。

含み損が20%近くになりますが、米国高配当ETFへの積立+タイミング投資を継続しています。

ここでは、含み損が多くなっても平気な理由気にならないために注意していることについてまとめてみました。

この記事は

 

  • 含み損が多くなると不安な方
  • 高配当株投資に興味のある方
  • 米国ETF投資を始めようか迷っている方

に向けた記事となっています。

10年もすれば配当金だけでプラスになるから

2020年7月現在、主要な米国高配当ETFの配当利回りは以下のようになっています。

  • HDV :4.31%(税引き後=3.09%)
  • SPYD:5.24%(税引き後=3.75%)
  • VYM :4.24%(税引き後=3.04%)

HDVとSPYDを合わせて約100万円分を保有しているため、年に3万以上の配当金をもらっています。

10年間保有し続けた場合の配当金は「3万円×10年間=30万円」となります。

長期間保有し続ければ、そのうち配当金によって含み損は解消されます。

とはいえ、それは米国高配当ETFが現在と同等程度の価格を維持出来たらという条件付きの話ですね。

次に、米国高配当ETFの価格が現在と同等以上を維持できると思う理由についてあげています。

現在の高配当ETFの価格は4~5年前とほぼ同等の価格

米国高配当ETFのここ5年の価格は以下の通りです。

(青線:HDV:オレンジ線:SYPDオレンジ、赤線:VYM)

小刻みな上昇と下降を繰り返しつつ、5年前から今年の初めまで右肩上がりで成長していたことが分かりますね。

今年の2~3月に端を発したコロナショックにより急激に下落し、その後は回復していっています。

それでもHDVとVYMについては4年前SYPDに至っては5年前と同程度の価格にとどまっています。

「あ~ぁ、5年前の価格まで下がってしまった…」

と思うか

「5年前の安い価格で買えるやん!」

と思うかで暴落時の心の持ちようは全然違ってきますね。

アメリカ全体で見れば経済成長し続けている

優良な米国の企業500社の株価をもとに算出される「S&P500」という株価の指数があります。

(ちなみにHDV、SPYD、VYMもS&P500の中から高配当な企業を選び出して構成されています)

過去においてはどの時点を起点、終点にしても、15年間保有することにより利益が出ると言われています。

私の今後の投資期間は20年以上あること、年下の妻へ受け継ぐことを考えると30~40年の期間があります。

よって、適切な商品を買ってただ保有し続ければいいと考えています。

最初から、短期的な含み損は織り込みずみで問題はありません。

下は1980年から現在までのS&P500のチャートです。

全体としては右肩上がりなのがよく分かりますね。買って保有し続ければ、いつかきっと含み益になる確率が高いくなります。

次に、1991年からの日経225のチャートです。

上がったり下がったりを繰り返すだけで、全体としては株価が全然成長していないのが分かりますね。

利益を出すためには、どのタイミングで買うかが重要になってきます。

アメリカの人口はこの先も増え続けるから

先進国の中で、人口が減少し続けると言われているのは日本のみです。

一方のアメリカの人口は、今後も順調に増え続けると予想されています。

 2020年2030年2040年2050年
日本1.241.171.070.97
アメリカ3.313.543.743.91

※単位は億人

※日本の人口予測は「平成24年版 高齢社会白書(内閣府)」、アメリカの人口予測は「United Nations Population Division (国連人口統計)の中位予測」を参照しています。

アメリカのGDPのうち、7割は個人消費とも言われます。

非常に単純な予想ですが、アメリカの人口が増え続ければアメリカの経済も成長していくと予想されます。

また、経済でも文化でもアメリカは世界の中心的な場所で、どんどん人が集まり続ける場所になっています。

反対に日本は人口は減り続け、旧態依然とした年功序列も強く根付いています、

今後、大きな成長は期待しにくい状況ですね。

アメリカと日本の今後の人口推移の関係でも、アメリカの経済(米国高配当ETF)の将来性については楽観視しています。

〇十年後の価格に比べると、今は割安なはず

以上の理由から、アメリカ経済が成長していくと考えています。

かつ配当金だけでも、そのうち含み益になると思って落ち着いています。

アメリカ経済が今後も成長していくという前提で考えると、

「〇十年後の価格に比べると、今は割安なはず」

慌てずにコツコツと米国高配当ETFを買い付けていけば、そのうち恩恵にありつけるハズです。

まとめ

含み損が多くなっても、慌てていない理由についてまとめてみました。

米国高配当ETFへの投資については、

  • SBI証券のETF自動積立で、HDVとSPYDを毎月1口ずつ購入
  • 価格が下がってきたら追加で購入
  • 現金が少なくなりすぎないように、追加購入はすこしづつ

これだけです。なぜなら、

  • そのうち配当金で含み損はまかなえるから
  • そのうちアメリカ経済(米国高配当ETF)が日本経済以上に成長してくれるから

お金が入ってくる仕組みを作るために、今後も米国高配当ETFへの投資を続けていきます。

おまけ:お金持ちは暴落時でも慌てない

リアルにお金持ちの知り合いがいない人もいると思います。

そんな人でも、今はSNS上でいくらでもお金持ちと繋がれる時代です。

私のフォローしている方でもお金持ち、投資歴の長い方が多数いらっしゃいますが、コロナショックでも全く慌てていませんでした。

長期投資を続けていく上で、何度も暴落に会うのは織り込み済みという事でしょう。

なんなら、暴落のさ中のツイートが何とも嬉しそうでした(笑)

私たちが何かを学びたかったり始めたいと思った時は、上手な人を参考にしています。

投資においても同じで、フォローしている人の中から「この人は!」と思える人の言動、行動を観察するようにしています。

それぞれ投資方針は違いますが、優秀な方に共通するのは

  • 慌てない
  • 感情的にならない
  • 目線が長期的
  • 人に流されずに、自分なりのプランを組んでいる

何ごともそうですが、成功する人の行動はそれなりの合理性や見習う点がありますね。

投資歴はまだまだ3年弱と若輩者ですが、今後も退場することなく続けています。

 

米国ETFへの長期積立投資は、SBI証券の自動積立が便利です。

ETFの自動積立が出来るのは、SBI証券だけです。