定年後に配当金を自分用年金として受け取れる「金のなる木」を育てるべく、
米国高配当ETFのHDVとSPYDを毎月1口ずつ積立購入しています。
現在では4万円/年ほどの配当金となっています。
積立投資を続けて20年後に定年を迎える頃には、
20万円/年の配当金を受け取れる予定です。
「金のなる木」を作るための方針については、以下の記事で、

SBI証券を使った、実際の設定については以下の記事で

それぞれ紹介しています。
今回は2020.7月の運用結果の報告です。
今月のHDV、SPYDの買い増し
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7月の米国株はさほど「安い!」って時がなかったので追加購入はなしです。
つまりは何もしていないし、証券口座にログインすらしていませんでした。
円高が進んでるのでドル転は多めに
HDV,SPYDの追加購入はしていませんが、
1ドル=105円台と円高が進んでいるためドル転する金額を増やしています。
といっても住信SBIネット銀行の「外貨積立」を使って
自動でドル転していますので、私はなにもしていません(笑)
外貨積立では以下の設定をしています。
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つまり、1ドル=110円なら650円のみドル転ですが、
現在のように1ドル=105円なら650×3=1950円が自動でドル転されます。
ドル転の設定については以下のページで解説しています。

ETFの買付け、ドル転を自動化する理由
私の行っている投資はすべて自動で買付ができるものばかりです。
理由は大きく2つあります。
どこが底でどこが天井か分からない
1ドル=105円台になって、ここぞとばかりにドル転を進めたくなりますね。
ただし、安いといっても直近4~5年間の為替相場とくらべて安くなっているだけです。
2016年には1ドル=100円ほどになっていますし、
2012年には80円以下の期間もありました。
積立投資により期間をバラしてドルを買い付けることにより、
大きく得をすることもありませんが、
大きく損をすることもないようにしています。
いつ何がおこるか分からない
より大きい理由がコレです。
今は幸運にも落ち着いて投資に取り組める人でも、
明日も同じように出来る保障はありません。
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これらの不運はいつでも、誰にでも起こりえることですし、
不運に見舞われたら投資どころではなくなります。
不運に見舞われた時に、短期のタイミング投資で多額のお金をかけていたら…
不運が、新たな不運を呼び寄せた場合、人生が詰む事態になるかもしれません。
”みんなと同じ”に気を付けたい
話は変わりますが、
最近読んでいる行動経済学の本に「同調行動」について書かれていました。
「同調行動」=「集団の意見が明らかに間違っていたとしても、
集団に同調して自分の判断を変えて誤った答えを採用してしまうこと」
実験によると、実に30%強の人が同調行動をとるようです。
行動経済学というあまり馴染みのないジャンルですが、
この本は漫画形式になっていてサクサクと読めます^^
この同調行動について気になるのが、
最近Twitter上でSPYDを売却したという意見が散見されることです。
もちろん、どの資産を売買しようが自己責任ですし個人の勝手です。
SPYDを保有し続ける方がいいのか、
売却して他の資産に鞍替えする方がいいのかは誰にも分かりません。
気を付けたいのは
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この点で周りの意見に流されていないか、気を付ける必要がありますね。
まとめ
最近、Twitter上では風評のあまり芳しくない高配当ETF(特にSPYD)ですが、
今後も積立投資を継続していきます。
現在40歳の私の投資期間はこの先の20年間、
妻に引き継ぐことを考えるとこの先40年が投資期間となってきます。

なんなら子供や孫が引き継いでくれれば、
投資期間は100年を越えるかもしれません。
HDVとSPYDを投資する目的は、定年後に配当金を年金以外の収入源とするためです。
よってHDVとSPYDに関しては、配当金を増やし続けることを目的としています。
このまま想定通りの配当金が出る状態であれば、
HDVとSPYDを売却する必要はないと考えています。
米国高配当ETFには長期積立投資を実施していきます。
日本の証券会社の中で、米国ETFへの自動積立の設定があるのはSBI証券のみです。
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