長期投資を続けるコツ=とにかく頑張らない

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ほったらかし投資
この記事は約9分で読めます。

投資を始めて2年半が経ちました。

最初の1年は含み損が続き、反対に昨年末にかけては米国株がイケイケドンドンになって…そして今年はコロナショック!

それなりに浮き沈みがありましたが、動揺して狼狽売りすることはありませんでした。

今後も投資を続けるにあたって、ちょっとした自信となったのは確かですね。

もっと長いこと投資を続けている方からすれば

「たった2年半続けたくらいで…」

と思われるでしょうが、ここでは自分なりに投資を続けるコツをまとめてみました。

キーワードは「頑張らない」です。

この記事は

  • 投資初心者
  • ほったらかし投資に興味のある方
  • 長期投資を実現したい方

に向けた内容となっています。

「頑張らない」タモリさんの番組を続けるコツ

個人的にタモリさんの番組が好きで、最近では「ブラタモリ」をよく見ています。

タモリさんといえば、長寿番組が多い事で有名ですよね。

そんなタモリさんが番組を続けるコツを聞かれたときの答えが「頑張らない」だそうです。

話を投資に戻します。

私は38歳から投資を始めました。

60歳~65歳まで投資を続けるとすると、投資期間は22~27年になります。

けっこうな長期間ですよね。

それだけの長期間続けるには、どれだけ「頑張らない」かが非常に重要になってくると思っています。

頑張って資金を捻出しない

投資は資金力がモノをいう世界です。

  • 元金100万円で利回り10%→10万円/年の利益
  • 元金1億円で利回り1%の→100万円/年の利益

当たり前の話ですが、どれだけ効率よく投資をしても資金力には敵いません。

となれば、いかに資金力を上げるかがカギとなりますし、資金力を上げるための努力も必要となってきます。

ただし、投資に限れば資金力を上げることは大切ですが、一度きりの人生においては今の生活を楽しむことも大事です。

  • 過度な節約
  • ポイ活に励む
  • 長時間労働や休日出勤
  • 美味しい食事/お洒落を我慢する

ここまで頑張ると、20年以上投資を続けられる自信がありません。

「毎日を楽しみつつ気づいたら20年間投資をしていた」状態が理想です。

銘柄の情報収集を頑張らない

毎日、本業と副業をしつつプライベートを楽しみながら投資を続けるには、いかに投資に割く時間を減らすかが重要になります。

そのために私は、銘柄の情報収集は極力しないようにしています。

  • 経済指標やニュースは毎日見ないし、さらっと数分見る程度
  • TwitterやSNSに翻弄されない
  • タイミング売買しない
  • リバランスしない

「投資した瞬間に忘れてひたすら保有し続ける」ようにしています。

リバランスしないことについては賛否両論ありそうですが、私はしません(笑)

個別に株を買うと、その動向に気を配る必要があります。

それでは頑張らない投資を実現するのは難しいですね。

色々な個別の株をまとめたパッケージ商品で投資信託というものがあります。

なん10種類~なん1000種類もの個別株をまとめたのが投資信託なので、1つ1つの会社の業績を調べる必要はありません。

まさに頑張らない投資にうってつけの商品となっています。

頑張らない投資ならインデックスファンド一択

投資信託には2パターンあります。

  • インデックスファンド:市場平均に連動するような投資信託
  • アクティブファンド:市場平均を上回ることを目指す投資信託

これだけ聞くとアクティブファンドの方がいいイメージがしますよね。

ですが、アクティブファンドには落とし穴があります。

  • 運用手数料(信託報酬と言います)が高い
  • 必ずしも市場平均を上回るとは限らない

市場平均に連動するインデックスファンドが、アクティブファンドに勝つ確率は8割以上とも言われています。

運用手数料に関してもアクティブファンドは1.0%くらいするのに対し、インデックスファンドは0.1%程度のもの多くあります。

1.0%とか0.1%と言ってもなかなかピンと来ないかもしれませんが、仮に100万円を20年間運用した場合の手数料で比べると大きな差がつきます。

(20年間の評価額の増減はないものと仮定します)

  • 運用手数料1.0%の場合  1年:1万円 → 20年:20万円
  • 運用手数料0.1%の場合  1年:0.1万円 → 20年:2万円

インデックスファンドを買うなら米国株に連動したものを

どこの国のインデックスファンドを買うかも、非常に大切になってきます。

日本に暮らす私たちですから、日本のインデックスファンドを!と思いますが、それだとせっかく投資をしても旨みがないかもしれません。

①日経225(日本)

上はここ40年ほどの日経225のチャートですが、ジグザグと上下動を繰り返しているのが分かりますね。

かつ、現在の株価は1991年ごろ以来の高値になっています。

最悪のパターンは、1991年に買って「買った直後にバブル崩壊で株価が暴落して、約30年経ってやっと含み損が無くなりそう」な状態までやっと回復した、というものです。

30年も投資したのに、利益が出ていないのは悪夢ですね。

では、次にアメリカの株価指数を見てみましょう。

②S&P500(アメリカ)

日本のバブル崩壊と同様に、何度かの大きな下落がありますね。

ですが、その大きな下落を何度も乗り越えて右肩上がりの成長を続けているのがアメリカ経済の強みです。

大雑把な言い方をすれば「いつ買っても、長期間保有すれば儲かる」のがアメリカ株です。

日本株に比べると、明らかに勝率が上がる投資先ですね。

積立投資で頑張らない投資

投資信託、特にアメリカの株価に連動するインデックスファンドを買うのが、頑張らない投資に最適だと説明してきました。

その米国インデックスファンドですが、頑張らない投資をするのには買い方にもコツがあります。

積立投資」というもので、一度設定しておけば、あとは自動で投資信託を買い付けてくれるものです。

一度設定をしてしまえば、あとはやる事はほとんどありません。

というか、いつ買い付けが行われているか忘れてしまえば完璧です(笑)

相場の上げ下げに一喜一憂しない

長期投資についてTwitterを見ているとこのような発言をよく見ます。

  • 相場が上がった時:「含み益が出て嬉しい!」
  • 相場が下がった時:「安く買えて嬉しい!」

つまりは長期投資は考え方次第で、どんな相場でも楽しいということですね。

感覚や考え方については人それぞれですし、この考え方を批判するつもりもありません。

ですが、私の場合は

  • 相場が上がった時の私の感想:「ふ~ん…」
  • 相場が下がった時の私の感想:「ふ~ん…」

長期間で投資を続けていくと、短期的に大きく上げ下げする時がきます。

どうせ売却するまで利益、損益も確定しません。

なので、個人的には上げようが下げようが「どっちゃでもいい」と考えています。

相場の上げ下げに一喜一憂しそうになると、自分を俯瞰的に見て落ち着くよう心掛けています。

まとめ

頑張らない投資方法について、書いてきました。

なぜ「頑張らない」のか、その理由は投資以外の事も大事にしたいからと前述しましたが、もう一つ大きな理由があります。

それは「明日が、いつも通りの明日とは限らない」です。

  • 自分や家族が大病を患ったり、事故にあう
  • 大きな災害に見舞われる
  • 勤め先が急につぶれる

これらの不幸が自分にいつ起こるかは分かりませんし、起こる時はたいてい突然起こります。

「明日、地震だからよろしくね~」とは教えてくれません、当たり前ですが(笑)

そんな時でも「自動で資産を増やし続けてくれる仕組み=積立投資」です。

積立投資を続けるために、どうやったら続けられるか、より入金力を高められるかについては「頑張る」価値があると考えています^^

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