【2025年最新版】ビックリマンチョコの現在の値段は?歴代価格推移、当時の社会現象とコラボまとめ

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価格推移・値上げ
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1980年代後半から1990年代初頭にかけて、

子どもたちの間で爆発的な人気を誇った「ビックリマンチョコ

1977年の発売以来の価格推移を詳しく紹介します。

ブーム中はどのお店も品薄状態で、購入個数に制限がかかるほどの人気でした。

 

この記事では、ビックリマンチョコについて以下の内容となっています。

  1. ビックリマンチョコの1977年の発売以来の価格推移
  2. 当時の社会現象や体験談
  3. 現代のビックリマンチョコについて
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ビックリマンチョコの1977年〜2025年の価格推移

30円のイメージが強いビックリマンチョコですが、

2025年現在はなんと140円もします!

 

ビックリマンチョコは1977年10月に発売され、当初の価格は30円でした。

その後、1980年代後半にかけて人気が急上昇するとともに、

1991年8月には50円に値上げされ、

以降は1998年に60円2005年に80円と7~8年ごとに値上がりてきました。

 

近年は原材料費の高騰などにより、2023年~2025年と3年間で5回の値上がりが行われ、

一気に130円にまで値上がりしました。

時期 価格(税別) サイト
1977年10月~ 30円
1991年8月~ 50円
1998年7月~ 60円 ロッテ 商品紹介
2005年7月~ 80円 ロッテ 商品カタログ
2023年5月~ 90円 ロッテ ニュースリリース(2023.5.18)
2023年10月~ 100円 ロッテ ニュースリリース(2023.9.27)
2024年10月~ 120円 ロッテ ニュースリリース(2024.10.8)
2025年9月~ 130円 ロッテ ニュースリリース(2025.8.6)

なお、消費税の変遷は以下の通りです。

  • 1989年4月〜:3%

  • 1997年4月〜:5%

  • 2014年4月〜:8%

  • 2019年10月〜:8%(軽減税率)

【空前の大ブーム】ビックリマンシールが1980年代後半に起こした社会現象について

ビックリマンチョコは、キャラクターもののシールが入ったお菓子の範疇に留まらず、

社会現象・社会問題を巻き起こしました。

 

ビックリマンチョコは過去に何度かのブームを経験しています。

  • 1985〜1987年:第一次ブーム
  • 1990年代後半:新シリーズや復刻版の発売でブームが再燃
  • 2015年以降:復刻版やコラボで定期的に話題に

最も熱狂的だったのは、

1985〜1987年の第一次ブームでした。

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(社会問題1)買い占めによる購入制限

あまりにもビックリマンチョコが人気すぎて、

多くのお店では購入制限が設けられました。

具体的には以下のようなものです↓↓↓

  • 購入したい人の行列ができる
  • 1人あたり⚪︎個しか購入できない
  • 周辺一帯のお店からビックリマンチョコが消える

 

ちなみに、当時はまだコンビニが一般的じゃなかったので、

ビックリマンチョコを買いたくても「駄菓子屋」か「スーパー」しか選択肢がありませんでした。

買い物に行く母親に、毎回「ビックリマン見つけたら買ってきて!」と頼んでいました。

 

当時、小学低学年だった私たちの間では、

  • あそこのお店に売っていた
  • あっちのお店では1人2個まで買えるらしい

といった情報が飛び交い、その情報をたよりに放課後にそのお店に突撃していました。

結局、買えないうちにブームが終焉していたイメージ。

(社会問題2)偽造品の流通

また、ロッテではなく「ロッチ」というパチモノのシールが、

あちこちのガチャガチャで売られていました。

パチモノと知りながら、購入していた方も多いのではないでしょうか。

今だったら完全”アウト”ですが、大らかな時代でした。

 

…と思ったら発売元の(株)コスモスはしっかり訴訟を起こされて

著作権違反として賠償金3000万円を支払っているみたいです。

しこたま儲けといて3000万の賠償金って、

ロッテも堪ったもんじゃないですね。

(社会問題3)「シール抜き」行為

さらに、「シールだけ集めてチョコを捨てる」という「シール抜き」も、

社会問題となりました。

 

私も実際に、近所のスーパーの周りにチョコだけ捨てられているのを目撃しました。

後日、小学校から注意喚起が出ましたが、その後も複数回目撃しました。

捨てるくらいならチョコ欲しかった、、、

 

その他、シールの交換に伴うトラブルで、

イジメや金銭トラブルになる事もあったようです。

周りでも「⚪︎⚪︎に盗られた!」って揉めてた子もいました。

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現在のビックリマンチョコとコラボシリーズについて

現在、ビックリマンチョコはコラボ商品や復刻版、ご当地シリーズとして注目を集めています。

以下は、代表的なコラボ商品の一覧です。

コラボ先 シリーズ名
鬼滅の刃 鬼滅の刃マンチョコ
機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダムマンチョコ
エヴァンゲリオン エヴァックリマンチョコ
ドラゴンボールZ ドラゴンボールマンチョコZ
ももいろクローバーZ ももクロマンチョコ
AKBックリマンチョコ AKB48グループ
ビッ狩りマンチョコ モンスターハンターシリーズ
スターウォーズ スターウォーズ ビックリマンチョコ
北斗の拳 北斗のマンチョコ
キン肉マン 肉リマン

価格は170〜220円と、

基本シリーズよりも高いことが多いです。

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【まとめ】ビックリマンチョコの価格と歴史

以上、ビックリマンチョコの価格推移についてでした。

まとめると以下の通りです。

  1. ビックリマンチョコは1977年に1個30円で発売開始された
  2. 2025年現在、ビックリマンチョコは130円(税別)まで値上げされている
  3. 1985〜1987年の第一次ブームで、多くの社会問題を引き起こした
  4. 現在は、大人向けのコレクター色が強くなっている
  5. 基本シリーズ以外にも、多種多様なコラボシリーズが存在するし、その都度価格は異なる

ビックリマンチョコは、

日本がまだ元気だった80年代を象徴する商品でした。

 

1980年代後半といえば、週刊少年ジャンプの最盛期でもありました。

週刊少年ジャンプの値上げの歴史が気になる方は、以下のリンクからどうぞ。

【週刊少年ジャンプ】1968年の創刊以来の価格推移と現在の価格、物価の上昇について
週刊少年ジャンプの創刊以来の価格推移をまとめました。 1968年(創刊時)の90円⇒2023年現在は290円と、55年間で値上げが繰り返されて約3.2倍になりました。 【私は小銭を稼ぎたい!】では平均値上がり率から、今後の価格推移も予想しています。

 

ジャンプの価格推移が気になると、「週刊少年マガジン」の価格も気になってきませんか?

ジャンプとはまた違った価格の変遷となっていますので、

気になる方は以下のリンクからどうぞ。

【週刊少年マガジン】値上げの歴史~価格推移を創刊から最新まで徹底調査~
『週刊少年マガジン』の創刊以来(1959年)の価格推移をまとめました。 マガジンは近年、値上げが繰り返されていて、ここ10年で5度も値上げされています(2016年、2018年、2021年、2023年、2024年)