1873年以来のはがきの価格推移(2024年秋ごろ=値上げ予定)

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価格推移
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2022年頃から値上げラッシュが続いていますが、ついに郵便料金も値上げとなります。

しかも63円→85円と大幅に上がります。

 

メールやLINEが一般的になって、

個人ではがきを利用する人は減ってきていますが、

それでもまだまだはがきが利用される場面って多いですよね。

  1. 役所や企業からのお知らせ
  2. 年賀状

年間でまったく郵便物が届かない人は

ほとんどいないハズ。

 

そこで今回は以下の内容について紹介します。

  1. はがきの価格推移
  2. はがきの値上げはいつ頃か?
  3. はがきの値上げの原因と、今後どんな影響があるのか?
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【この記事を書いた人】

40代年の差婚のブロガー兼サラリーマン。
①VWゴルフを2台続けて所有:ゴルフ5 TSI:2010~2015年 ⇒ ゴルフ7 1.4TSI Highline
②元ブラック企業の社畜⇒転職して現在はゆるゆるの壁際族
③商品/サービスの価格推移についても記事にしています

米俵 純一@年の差婚ブロガーをフォローする

はがき(第二種郵便物)の価格推移

はがき(正確には第二種郵便物)の歴史は古く1873年から続いています。

価格推移をグラフにするとこんな感じ↓↓↓

~1945年ごろまでの価格単位が小さすぎて見えない。。。

 

グラフでは分かりにくいので、以下に値上げの歴史を表にしました。

値上げの回数は実に18回にのぼります。

  1. 1899年:1銭→1.5銭 1873年の制度開始後26年で初の値上げ
  2. 1937年:1.5銭→2銭 38年ぶりの値上げ
  3. 1944年:2銭→3銭
  4. 1945年:3銭→5銭
  5. 1946年:5銭→15銭
  6. 1947年:15銭→50銭
  7. 1948年:50銭→2円 5年連続の値上げで、初めて価格が”円”に
  8. 1951年:2円→5円
  9. 1966年:5円→7円 15年ぶりの値上げ
  10. 1972年:7円→10円
  11. 1976年:10円→20円
  12. 1981年:20円→30円→40円 同一年内に2度の値上げ
  13. 1989年:40円→41円 消費税3%導入
  14. 1994年:41円→50円
  15. 2014年:50円→52円 消費税8%導入
  16. 2017年:52円→62円
  17. 2019年:62円→63円 消費税10%導入
  18. 2024年:63円→85円 秋に値上げ予定、過去最大の値上げ

 

個人的に興味を惹かれたのは以下の3つです。

  1. 1944年~1948年まで5年連続で値上げされ、たった5年で価格は2銭→2円と100倍になった
  2. 1981年に40円になった後は、2023年の63円まで値上げのペースが鈍化された
  3. 2024年には63円→85円と過去最大の値上げが予定されている

この中で最も興味があるのは、「c.」という人も多いんじゃないでしょうか?

一気に22円の値上げはデカい。

次回のはがき値上げは2024年の秋ごろ(予定)

値上げの時期についてですが、

いつから63円→85円になるかハッキリとは決まっていません。

2024年2月現在では「早ければ2024年秋ごろ」との方針で、検討されているようです。

参照記事:郵便料金値上げへ 定形封書110円・はがき85円(日本経済新聞)

 

ちなみに、値上げ後にも今までのはがきも使えますが、

差額分の切手を貼る必要はあります。

63円のはがきであれば、

22円分の切手を貼ればOKです。

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はがきの値上げの要因とどんな影響がある?

今回のはがきの値上げの要因は以下の3つです。

  1. 原材料や燃料費等のモノの高騰
  2. 人件費の値上がり
  3. 郵便物数の減少

01年度:262億通→22年度:144億通まで減っているそうですし、

28年度には115億通まで減ると試算されています。

 

最近では、年賀状を出さなくなった人も多いですが、

年賀状を出さない企業も増えています。

今回の値上げで、郵便物数がさらに減少することは簡単に想像できます。

それが分かっていても、

大幅に値上げせざるを得ない状況なんでしょうね。

 

85円への値上げが実施されて、もし今後さらに値上げされるとしたら、

個人間ではがきを出す人は”絶滅危惧種”になるかもしれません。

はがきのようにたっぷり時間をかけて届くものが、

時代に合わなったのかもしれません。

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まとめ

以上、はがきの価格推移に関してでした。

 

まとめると以下の通りです。

  1. 1944年~1948年まで5年連続で値上げされ、たった5年で価格は2銭→2円と100倍になった
  2. 1981年に40円になった後は、2023年の63円まで値上げのペースが鈍化された
  3. 2024年の秋ごろには63円→85円と過去最大の値上げが予定されている
  4. 値上げの要因は次の3つ(原材料や燃料費等のモノの高騰、人件費の値上がり、郵便物数の減少)

大幅に値上げされたとしても、

日本中のどこでも85円で郵便物が届くってスゴくないです?

 

別記事ですが、ボクの小学校の卒業アルバムに

1990年代の物価が記載されていました。

はがきの代金=42円も記載されていました。

※正しくは41円ですが、小学生の文集ですので大目に見て下さい。

1990年代の卒業アルバムに記されていた物価を現在と比較してみた
「物価が高くなったけど給料はそのままなので生活が苦しい」って人も多いと思いますが、実際のところ物価はどれくらい上がっているんでしょうか?1993年の小学校の卒業アルバムに当時の物価が書いていたので、現在の物価と比べてみました。それにしても、...

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